放課後の教室棟

思うことを、ありのままに。まるで意のままに。

ハルカトミユキの紡ぐ歌詞は、ナイフになってあなたに刺さる。

今期MBS、TBS、BS-TBSAT-X等でオンエアされている『色づく世界の明日から』。作画が非常に繊細で美しいと好評ですが、そのオープニング『17才』を歌うのが、俺が今回紹介したいハルカトミユキという二人組デュオ。

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俺が初めてハルカトミユキに出会ったのは、遡ること五年、2013年6月18日深夜のSCHOOL OF LOCK!でのことだった。

 

そういえば、この日と前日の放送で俺はKANA-BOONグッドモーニングアメリカ、ドラマチックアラスカ、ハルカトミユキの四組と出会うことになった。今思っても神回。

 

一応、6月18日の放送後記のリンクだけ貼っておきます。(https://www.tfm.co.jp/lock/staff/smartphone/index.php?itemid=970&catid=36)

 

立教大学軽音サークルで、ただ一人誰にも声を掛けられずに座っていたハルカに、ミユキが『じゃあ組む...?』と話し掛けて始まったデュオ」というエピソード、明らかに社会に適合出来ていない感じが愛おし過ぎますよね。お前は俺かって。

 

この時は2ndミニアルバム『真夜中の言葉は青い毒になり、鈍る世界にヒヤリと刺さる。』を引っ提げてスタジオにやってきたハルカトミユキ。彼女らのEPのタイトルは短歌になっていて。とはいえど、他にEPは『虚言者が夜明けを告げる。僕達が、いつまでも黙っていると思うな。』と『そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。』しかないんですけど。

 

そして、俺が明確にハルカトミユキの世界観に浸かることになったのが、メジャーデビューアルバムでもある『シアノタイプ』。このリード曲である『ドライアイス』を初めて聴いた時には、俺は当時14歳ながら胸にグサグサ刺さるものを感じた。圧倒的な温度の低さ。宛ら絶対零度

 

薄い瞼に口付けをする  何も見えなくなればいい

口移しした溜息の味  僕等の夜に出口は無かった(ドライアイス

 

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当たり障りのないように生きて  所詮こんなに狭い世界で

きっと全てを失う気がした  ナイフは握れずにいる(ナイフ)

 

世界という大きな概念に対するルサンチマンを劇的に感じるこの歌詞、無駄を徹底的に削ぎ落としたギターのリフ、マイナーコード、不協和音ギリギリを攻めるような旋律。どれをとっても当時「大衆音楽なんてダサくね?w」とイキっていた俺を満足させるに十分だった。

 

ハルカトミユキらしいメロディーが火を噴く『mosaic』も是非聴いて欲しいと思う。「え、今の運指ミスった?」と刹那思わせた後、また主旋に戻ってくるバランス感覚。痺れます。

 

そして俺はその後様々なアーティストの音楽を聴いて回る中で、いつしか彼女らの存在も忘れつつあったのだけれど。

 

折角Apple Musicを始めたので昔聴いていたアーティストの今の姿を見てみようと思い立って調べてみたら。唖然。半端じゃないほど成長していた。壮大なアレンジ、大人びた表情、絶望の渦に一滴の希望を落としたような歌詞、そして変わらないハルカトミユキ節。

 

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俺も五年の歳月を経て多少は成長したと思っていたけれど、まさかハルカトミユキがこんなにも成熟していたとは。こんな有り余るほどのパワーを未だに湛えていたとは。と、また一気に彼女らの世界に惹き込まれてしまった。

 

そして、丁度今『色づく世界の明日から』のオープニングを担当していると聞いて、話は最初に戻るわけ。タイアップなだけあって耳に馴染みやすく、歌詞の毒っ気も比較的薄め。俺は勿論ハルカトミユキの楽曲が大衆ウケするなんて微塵も思っていない(音楽に暗さや現実感を求める者はライト層にはいない)けれど、これなら初聴の一曲にもってこいだと思うので、ここまで読んで興味を持っていただけたら是非。

 

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とても爽やかで良い感じ。ハルカとミユキの17才はもっと鬱屈としていたんじゃないのって気もするけどね。この二人、暗過ぎるもの。インタビューとか見ていると。笑

 

さて、超絶久々のブログを書くのに疲れてきたのでこの辺で。この前の父親の不倫に関する臨時ブログの後に、一体何を書けば良いんだと思い悩んで更新出来なかったけれど、これでまた自由に書けるようになればなあと。

 

最後にライブの告知を。何様だよって感じだけど。東京は何処もキャパが小さいので即完必至。行ってみようかなという人はお早めに。俺は立て続けのライブ三昧がこれから待っているので…銀行口座に金が余っていたら行こうと思います(フラグ)。

 

チケットぴあ→https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1849192&rlsCd=001

DISK GARAGE→https://www.diskgarage.com/artist/detail/no009822

e+→http://eplus.jp/sys/T1U14P002104547P0050001

不倫は犯罪です

不倫は犯罪です。そう歌うミュージシャンがいる。その名もミオヤマザキ。曲名を『民法第709条』という。

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詳しくは知らないけれど、結婚というのは一種の契約関係であり、その関係が片方の不貞行為によって破綻するのが不倫だから、立派な民法違反だと、そういうことらしい。

 

このMVもとっくにミリオン再生を超えていたり、2017年1月の川谷絵音ベッキーの不倫報道以来週刊文春が大活躍していたり、ドラマ『昼顔』が映画化するほどの人気を博したり。不倫という二文字は得てして人の興味を引くらしい。

 

まさか紙面やディスプレイの向こう側で盛り上がっている、自分には全く関係の無いものだと思っていた不倫が、自分の最も身近な場所で繰り広げられていたなんて。それが率直な感想だった。

 

そう、実の父が不倫をしていたのだから。

 

前提条件として、色々と我が家の話をしよう。今更プライバシーなんて知ったことか。

 

両親ともに40代中葉、結婚生活は20年を超えている。そして6年程前から、父は10年近く住んでいた新潟を離れ、仕事の関係で仙台へ単身赴任していた。容姿はそれほど良くはなく、性格は温厚、工学系の大学院を出ており数学に明るい。これが父のスペックだ。母には熱烈な猛アピールを繰り返し、結婚に至ったらしい。何と情熱的な愛であろうか。当時の純愛は、何処に消えてしまったのだろうか。

 

自分も嘗て父が母に愛の言葉を掛け、ハグをしたり胸を揉んだりする姿を見ていた。「ああ、我が両親は何て仲が良いのだろうか」なんて静観していたものだけれど。

 

幸せは泡沫、恋情は刹那にして瓦解する。

 

不倫脳とはよく言ったもので、愛を謳った自らの過去すら否定しているらしい。「そもそも俺はあの時から貴女のここが気に食わなかった...」と。母が何か言っても「貴女とはもう無理。離婚してくれ。」と取り合えない現状。今ではLINEも未読無視。偶に既読がつけど返信はないようだ。

 

相当ヒステリックに糾弾したがために嫌になったのだろうと母は言うが、仮にそうだとしてあまりにも無責任が過ぎる。まあ不倫するような人間に責任を求めるだけ無駄かもしれないが。

 

 その結果母は現在、父が購入した仙台の新築マンションで愛犬と共に寂しく暮らしている。

 

精神的にもかなり衰弱しており、睡眠障害希死念慮に襲われている。精神科の主治医が「君のお母様には自殺願望があり...」などと抜かした時には容易には信じられなかった。住居は高層階、その気になればすぐに死ねてしまう。

 

更に、現状金銭的にもかなり危険な状態といえる。何せ通帳の類は全て父が所有しており、こちらは金の動きを全く関知出来ない。父は祖父母に「息子(つまり俺)の学費や留学費には責任を持つ。」と言っていたらしいが、前述した通り、父の発言に責任を問うことは出来ない。

 

おまけにこちらは不倫相手の素性が全く分からない。W不倫の場合、女が最も恐れるのは夫にそのことを知られることだというが、夫に関しては存在すら不確かだ(最早制限行為能力者扱いである父の証言に基づくため)。

 

「どうしてそんなクズ夫、離婚しないの?」そう思う人もいるでしょう。勿論それは尋ねた。するとこう返ってきた。「私はあの人を嫌いになれないから。それでも好きだから。あの人のない人生が有り得ないから。」と。

 

何て罪な男だろうか。これほどの無償の愛を裏切って、蹂躙して、家族を破壊して、太陽の下で歩けないような関係に必死になって逃避して、その後に何が残る?

 

何も残らない、それが答えだ。そんな小学生でも分かること、不倫相手に唆されて不倫脳に陥った偏差値2の父には理解出来ない。俺は父を非難したいわけでも、ぶっ殺したいわけでもない、ただその当たり前のことに気付いて、再び我が家に帰って来て欲しい。無論そんなクソ喰らえな関係は解消して、だ。

 

しかし母にも、祖父母にも、諭されて気付けない父に、俺が正面から説得にかかったって無駄だろう。だから俺はSNSに頼る。お願いします、このブログを読んで、拡散して、沢山のリアクションを残していってください。俺は一人ではなく、このブログを読んでくれた皆を協力者と見做し、全員でぶつかる気持ちで父との対話に挑みます。

 

どうかあなたのワンクリックを力に。よろしくお願いします。今後も、何か進捗がある度に更新を続けていこうと思います。

 

あ、それと。ツイキャスTwitterでこのことを語った際に沢山の方から激励の言葉を頂きまして。どうもありがとう。今はこれだけ纏めて文章が書けるくらいなので大分整理も出来ています。後でご飯でも行きましょう。

 

それでは。皆さん、家族は大事にしてね。

ストリーミング、再考。

ストリーミング配信。それは最近勢力を増している、新しい形の音楽の楽しみ方。でもCDを買うという単純な行為と比較して、少しお金の流れなどブラックボックス的な部分も多いんじゃないかなと思いまして。今回はそこら辺、皆さんと一緒に考えていこうじゃないかという回です。

 

ストリーミング配信とは?

先ず物事を考える時に"そもそも論"に立ち返ることは大切。というわけでこの単語の定義は...

 

定額の料金を支払うことで、スマートフォンやパソコンなどで音楽が聴き放題になるサービスのこと。

 

最大手でいえばSpotifyApple Music、AWA、LINEミュージックなど。それぞれのアプリに特化したジャンルがあったりして、人によって使うアプリを変えて楽しむことが出来るのも魅力の一つ。

 

ただ、まだまだ邦楽ジャンルにおける配信サービスの守備範囲は狭い。若手インディーズのバンドは、CDを買わせることは難しくても、配信なら気軽に聴いてもらえて、更にSpotifyならレコメンドの機能を活用して名前を広めることが出来るので、比較的多く出ている印象。

 

しかし、現在CDの売れ行きの好調なアーティストはあまり出てこない。米津玄師、RADWIMPSBUMP OF CHICKEN星野源など。これの理由を考えてみよう。

 

まず米津玄師自身はApple Musicを使用しているため(公式Instagramより)、ストリーミングに対してマイナスな感情はないと思われる。これはSpotifyを使っている星野源も同様。

 

となるとやはり問題は大人の事情、金銭的な話になるんだろうと。

 

2017年夏、Forbesが各配信会社の1再生あたりの支払額を公表。それによると、Apple Musicは0.0064ドル、Spotifyは0.0038ドル。即ち1再生あたり0.4円ほどしか、支払われていないということになる。

スポティファイは1再生0.4円 ストリーミング各社RYT額が公開 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)より

 

ここからは単純計算で。CDシングル1枚を1500円として、その半分、750円が純利益として入ってくるとしても、これを賄う為には1人が1875回も再生しなければならないということになる。そのシングルが3曲入りだとしても、1曲あたり600回程度。皆さん、こんなに同じ曲を聴いたことありますか?

 

米津玄師の各CDの初週売上なんかを見てみましょうか。これだけCDが売れない売れないと言われている中で、この数字は皆さんの度肝を抜くと思われる。

 

1st Single『サンタマリア』は8,473枚

2nd Single『MAD HEAD LOVE/ポッピンアパシー』は6,159枚

3rd Single『Flowerwall』は16,743枚

4th Single『アンビリーバーズ』は27,527枚

5th Single『LOSER/ナンバーナイン』は48,578枚

6th Single『orion』は40,525枚

7th Single『ピースサイン』は60,810枚

8th Single『Lemon』は205,381枚

【深ヨミ】米津玄師『Lemon』ヒットの要因を歴代セールスから読み解く | Daily News | Billboard JAPANより

 

何と最新シングルでは初週にして20万枚を売り上げているという。『アンナチュラル』との相乗効果や、初解禁の特典LIVE DVDによるところも大いにあるとはいえ、今、純日本人アーティストとして間違いなく最も勢いのある米津玄師はここまでの大物。簡単にストリーミング配信に手を出すとは思えない、というわけ。

 

勿論、だからといってオリコンチャート上位に顔を出すような人気アーティストが配信に手を出さないというわけではなく、サカナクションSuchmosMrs. GREEN APPLEなどは積極的に参加しているし、最近Mr. Childrenが参加したのは大きなニュースにもなった。

 

自分はApple Musicを利用しているけれど、こうして売れ線のアーティストが参加してこない以上、「流行りのJ-POPを流して聴きたい!」という需要にはどうやら応えることが出来ないよう。そうした人はごめん、TSUTAYAに走ってくれ。

 

ストリーミング配信の楽しみ方は、やはり未だ出会っていないアーティストとの邂逅、新ジャンルの開拓、この二つだと思う。というか間違いなくこの二つだ。

 

俺もApple Musicを始めてから、改めて空想委員会の良さに気付けたし、MOSHIMOの音楽を一度腰を据えて聴いてやろうという気にもなれた。あの頃のCHEESE CAKEを返して。 - 放課後の教室棟

 

是非皆さんには、3ヶ月無料体験だけでも良いから、一度ストリーミングサービスを使ってみて、今迄聴いたこともなかったような新しい音楽に触れて、体中に電気が走るような、そんな感動を味わって欲しいと、心からそう思います。

 

...決して、MusicFMなんて使わないように。アーティストが全身全霊で生み出した楽曲に、リスペクトの気持ちをもって。音楽という目に見えないものであれ、その背景にある努力、苦悩、葛藤、そうしたものに対価を支払いましょうね。それでは。

 

 

一人ライブのすゝめ

高校の時、ライブはおろか食事、下校、更にはトイレにまで誰かと一緒に行きたいとかいう一人嫌いの男がいた。僕は彼に尋ねた。「どうしてそこまでして誰かと一緒に食事を採ることに執着するんだ?」彼曰く「だって一人で食べるの面倒じゃん。」と。ごめん、意味が分からない。

 

さて、余談でした。言ってしまえばこんなブログ全部余談なんですがそれは言ってはいけない。今回のテーマはタイトルにもある通り、「一人ライブのすゝめ」です。ぼっち飯、ひとりカラオケなどの言葉が漸く市民権を得た昨今であれど、未だ一人でライブに行くことに少なからず抵抗を感じる人もいるのでは?今日はそんな人に向けたお話です。

 

斯く言う自分は全くと言って良いほど一人ライブに抵抗がなくて。人生最初に参加したのが音楽と髭達という地元の夏フェスで、確かその年はTHE BACK HORN、back number、MAN WITH A MISSIONSEKAI NO OWARIなどが出演するというので居てもたってもいられず、一人でチケットを握り締め、土曜日なのに授業参観で授業があった学校を恨み倒しながら参加しました。SEKAI NO OWARIの演奏途中で突然の大雨、DJ LOVEの機材が壊れてライブ中止、ずぶ濡れで帰ったのでマイナスな印象の方が大きいけれど。笑

 

それでは、一人ライブの魅力について、お話ししよう。

 

1. チケット予約が楽

先ずはやはりこれでしょうね。近年、転売対策の一環なのか、電子チケットというものが導入されて、これがまた厄介で。入場の際の本人確認が非常に厳しく行われるので、一緒に行く予定だった友人が急遽行けなくなった時に困ってしまう。

 

更には、そもそもライブ前の手続きをあまり知らないという友人が相手だともっと面倒。電子チケットは同行相手を事前に紐付けしておく必要があるので、相手がそのシステムに明るくないと、例えば一般販売で先着制の時なんかに困りますよね。実際俺はそれでMy Hair is Badのチケットを取り逃したりしましたし。別にもう気にしてないけど。その時は結構地団駄踏んでた。部屋で。

 

2. ライブが始まれば寂しさなんて感じない

次はこれ。多くの「一人嫌い」の皆さんが挙げる、その理由は寂しさなんじゃなかろうか。その気持ち自体はよく分かりますよ、勿論。

 

でもね。ライブ中に隣の友人と喋っているような人、見たことありますか?何度もライブには行っているけれど、そんな人殆どいない。というか音が大き過ぎて会話なんて不可能。隣に知り合いがいなくても、音があれば寂しくなんてない。会場の爆音が一人で立ち尽くすあなたを支えてくれるはず。

 

...極論。そのライブハウスは皆共通の趣味をもって来ているのは大前提なのだから、周りの人々皆仲間、みたいな発想でも問題ないと思うし。

 

更にこれが、「開場前は寂しいじゃん!」「曲間はどうなるの?」みたいな意見に対するアンサーになるわけ。

 

皆同じ目標、同じ趣味で一同に介することなんて滅多にないじゃん。小中学校の音楽コンクールだって、運動部の男子は優勝目指してなかったでしょ。それで女子が掃除の時間に注意しに行ったじゃん。ああいう場面ですら違う方向を向いている人がいるのに、ライブ会場ではそれが全くいないと言っても過言じゃない。これって実は凄いことで。

 

ライブ前は周りも何処かそわそわしていて、「これから俺達はどんな伝説を見せられるんだろう?」ってのが顔に書いてある。俺はそんな雰囲気を楽しむだけで、友人と喋っているのと同じくらいにはエンジョイ出来ているのだけど、おかしいだろうか?

 

まあ最悪携帯に頼るのでもOKだしね。さも当然かのようにスマホを覗いていても誰も何も思わないし誰も何も言いません。周りの目なんて気にする必要ないの。何故かって?

 

誰もあなたを見ていないから!

 

これ、自意識過剰とか関係なく皆陥ってしまう誤解だとは思う。「皆でワイワイしているのに、一人でいて浮かないかしら?」という心配。断言しよう、100%杞憂に終わります、そんな心配は。

 

自分が好きで好きで堪らなくて、安くはないチケットを争奪戦を勝ち抜いて手に入れて、何とかスケジュールを合わせて駆けつけたファンの皆さんですよ、そんな一人でいるってだけの人を謗ると思いますか?あなたが逆の立場なら、一人でいる人に言及する気になりますか?

 

一人ライブは本当に何も問題のない、何も気にする必要のない、とても楽しい行為。それを知ってもらいたくて書きました。挑戦してみようかなって少しでも思ってもらえたら。案外悪くないよ、よろしく。

あの頃のCHEESE CAKEを返して。

どうも。夏休みも後半に入り、生活リズムがLOOP H☆R並に狂いまくっております私です。夏休み前に夏にやりたいこととして掲げた数々のこと、何一つ出来ていないな...

 

さて。嘗て閃光ライオット2009で準グランプリをとり、10代にして1stシングルでCDショップ大賞九州部門に輝くなど、正に一世を風靡したCHEESE CAKEというバンドがいたのですがご存知でしょうか?現在MOSHIMOと改名して活動を継続していると言えば、ピンとくる人もいるかもしれない?

 

改名する前はよく聴いていたのよ、CHEESE CAKE。当時九州じゃ流行歌でも新潟での知名度はほぼゼロで、彼女らのCDを買うために幾つものCDショップを梯子したもので。

 

で、ある日リズム隊の二人が脱退。新たに二人加え、バンド名も変えて第二のバンド人生を歩み出した訳です。

 

CHEESE CAKE時代は何処か陰と陽を孕んだ歌詞世界と、VOCALOIDチックなMV、個性的な歌声を支える控えめなリズム隊が好きだったのね。一旦紹介挟みます。

 

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こんな感じ。やっぱり歌声の癖がかなり強いから、好き嫌いははっきり分かれると思うのだけれど、俺はかなり好きなのです。この感じ。

 

実にもう6年前に投稿された音源。丁度俺がバンドにハマり始めて、最も感受性が豊かといっても過言じゃない時で、本当によく心に刺さった。最高だったよ、この頃は。

 

それで最近、私事ではありますが、Apple Musicを始めたので折角だからと、多少なりとも聞いたことのあるバンドは片っ端からインポートして聴いている中にMOSHIMOがいて。『命短し恋せよ乙女』なんかで割とブレイクしてきているって話は聞いていたんだが...

 

誰だこいつら?

 

最初に思ったのはこれ。CHEESE CAKEから継承しているの、歌声だけじゃねえか。ドラムが凄え騒がしい。自己主張が曲中で火花を散らしまくっている。中身のない薄っぺらいラブソング。ちょっと待ってくれ、CHEESE CAKEが全国区で全然売れなかったのに、この路線で成功したなんて俺は信じたくない。日本のリスナー層、大丈夫かおい。

 

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え、MVも実写で、嘗ての雰囲気はもう全く感じられない...仕方ないから皆さんと一緒にまじまじと歌詞を見てみようか。

 

あーあーあー 神様どうもありがとう 

あーあーあー でもね君に恋人がいるみたい

噂で聞いたよ どうすんの?!(圧倒的少女漫画ストーリー)

 

Yay yay yay しのび足で Yay yay yay 時間をかけて

奪われた恋心 今日こそは取り戻せ!(命短し恋せよ乙女)

 

ええ...こういうのは48Gが可愛らしく歌えば良いじゃん...アイドルソングだよって言えば納得だよコールもやりやすそうだし。でもあの頃俺を魅了した歌詞を書いていた人と同じ人の作品とは思えないよ...

 

しかし私は昔から納得出来ない物事を許せない性分でして。無理矢理自分を納得させることに成功した。そう、リズム隊が総入れ替えしているという点に目を付けた。リズム隊はいわばバンドの中核、人で言えば内臓や骨に位置すると思う。ギターやボーカルは顔や髪、皮膚かな。で、臓器移植を受けると稀に被移植者の性格が変化するって話あるじゃん。それだと。リズム隊を入れ替えたせいで全く別の性質を帯びてしまったんだろうと。

 

今後も俺はCHEESE CAKEが好きだとは明言していくつもり。MOSHIMOは好めない。割と歌詞を重視して聴く俺に、この歌詞を受け入れろというのは無理がある。かといって懐古厨にはなりたくないから、このブログを読んでそこのところ理解者になってくれたら良いなって、そう思います。それでは。

 

 

哀しみのブランコ

哀しみのブランコ

 

 

 

 

【ライブレポ】植田真梨恵がまた伝説を創った一夜について

どうも、ご無沙汰しております(n回目)。

 

昨日漸く民法総則Ⅰをもって大学のテスト期間が終わり、提出物も一通り出して一段落。愈々長過ぎる夏休みが始まるというところで、学校帰りいつもの道を反対に進み、西新宿に直行したわけです。

 

向かうべくはそう、新宿ReNY。昨日は植田真梨恵のインディーズデビュー10周年の記念ライブ、loadSTARが開催されたので。私は4月にこのブログでも植田真梨恵について特集したこともあり、「一番好きなアーティスト」と公言してきた。それは勿論今も変わらず。

hatoribe1181.hatenablog.jp

しかしながら一番好きだと言っておいて、ライブに参加したのは昨日が初めて。一応地元新潟にもツアーで一度だけ来たことはあるのだけれど、それが丁度大学入試と被って、入れ違うようにして自分は上京してしまったという。笑

 

というわけで、アニバーサリーなライブであることも相俟って、気合十分にReNYに乗り込み、ラバーバンド、タオル、Tシャツ等々をしっかり手に入れて、いざ入場。開場1時間前くらいに行ったけれど、グッズ待ちも入場待ちもそれぞれ20分くらいだったかな。参考までに。
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入ってみると、割とオーディエンスの平均年齢が高いことに気付く。もしかして18歳って最年少クラスなんじゃないかってそのくらい。だからこれを今読んでいるご年配のあなた(いるか知らんけど)!年齢は全く障壁になりませんよ!
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さて、一応満遍なくレポートしようということで外側から攻めてみた。次段から、ライブ本編のお話をしていこうと思うよ。

 

今回は王道バンド編成。「いっせーのーで」という名前のサポートメンバーと共に、インディーズ時代の楽曲のみのセットリストで2時間半歌うというコンセプト。

 

一曲目はインディーズ時代を代表する一曲、『未完成品』。読み方はスケッチ―。これはYouTubeにMVも上がっているので是非。

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これはインディーズ3rdアルバム『葬るリキッドルーム』という、一体恵比寿に何の恨みがあるんだというタイトルのものに収録されている。この曲は彼女の長いインディーズ活動期の象徴とも捉えられると思っていて。この一節なんか特に。

 

才能無いってわかっても、これだって言い切れなくても

探してる居場所 暗闇の中で

 

勿論俺は植田真梨恵には類稀なる才能があると思っている。そうでなきゃ他と区別して彼女の音楽を好きになる理由がないからね。しかしなかなか「売れ線」に上ることが出来ずに、「このままで良いんだろうか」なんて考えだす時期だと思うんだよね、当時19歳の植田真梨恵、3枚目のミニアルバム。でも、それでも私は自分の信じた音楽を鳴らすんだ、信じた歌を歌うんだ、そんな覚悟が感じられる名曲。大好き。

 

全然次の話題に行けないのだけれど、もう少し付き合ってね。俺が思うに植田真梨恵のインディーズ時代の楽曲特有の魅力、それは当時の感情が極めてダイレクトに伝わってくるということ。具体的には、例えば『飛び込め』と『変革の気、蜂蜜の夕陽』なら...

 

こわいなぁ終わりは見えないが

ちいさなワタシ、ヒトリ飛び込む、とびこむ 

 

 サヨナラ マタイツカアオウ

甘い少女の匂いで包まれてる もう帰らない

世界は僕が救い上げる

 

勿論メジャーデビュー後の楽曲にも十分当てはまるけれど、15歳で単身福岡から大阪に飛び、先行きの見えない不安の中でコンスタントに楽曲を作り続けた彼女の、現状に満足せず、常に前に進み続けるという覚悟。そのようなものがひしひしと感じられて堪らないのです。

 

さて、こんなに話を逸らすライブレポ、論外って言われてしまいそうだ。笑

本編に戻ると、更にそこからも怒濤のキラーチューン揃い。『きえるみたい』『ハルシネーション』『センチメンタリズム』と、それぞれインディーズ時代全4作の各アルバムのいわば中心的楽曲を立て続けに演奏。『センチメンタリズム』の「胸の音を聞きますからね 着ているものをたくし上げて」で腹チラする真梨恵さんを見られた前列の各位、ずるい(私欲)。

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そして、ベース麻井寛史のコーラスと綺麗に声を重ね、「願いを叶えるよ」と語りかける『ミルキー』、快活で楽し気なメロディーで会場を和やかな雰囲気に包む『G』、更に意外や意外、中華風の独特なイントロで歌い出したのは『中華街へ行きましょう』。俺これ裏曲というか、あまりライブなんかじゃやらないものかと思っていたよ。大阪編ではやらなかったようなので、レア感あるかも?

 

アルバムを1st『退屈なコッペリア』まで遡って、次に歌ったのは『カーテンの刺繍』。俺これ、ずっと朝のアラームにしているんだよね。西村広文の奏でるイントロのピアノの音が心地よくて、とても良い気分で朝を迎えられるので皆さんも是非。

 

さあここからオーディエンス泣かせのゾーン。ステージは暗転、静かなピアノの音から始まった『優しい悪魔』→『愛と熱、溶解』。俺は前者、歌い出しからもう鳥肌が止まらなくて。その儚くも力強い、二項対立的な要素すら一緒くたにして包み込んでしまう歌声のキャパシティに、俺までも飲み込まれてしまったのかもしれない。1番ではファルセットで歌ったサビの高音部を、2番では張り上げて歌うのだけれど、もうその迫力にやられた。滲む視界。一瞬たりとも見逃したくないのに、と目を見張ったけれど、無為だった。映像じゃイマイチ伝わらないけれど、これで追体験してもらえたら。

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以上の泣かせゾーンから一転し、今度は車谷啓介の爆発的なスネアの音と、目まぐるしく色を変える照明に照らされて、クールな雰囲気で『壊して』『旋回呪文』とけしかけていく。『旋回呪文』では植田真梨恵の声にエフェクトをかけて、これまでの高く鋭い歌声とはうって変わって、少しくぐもったような声に。そのエフェクトが弱くなっていき、「あーーー」とロングトーンを連発するところ!圧巻。長い長いトンネルの向こうに雪国の美しい銀世界が広がっていた時のような。分からない?味わいたければ1月の関越自動車道を関東側から走り抜けてみてくれ。

 

か・ら・の!これまたインディーズ時代の代表的楽曲、ファンからも絶大な人気を誇る『メリーゴーランド』。西村広文のピアノの切なげな旋律に乗って、「降りる もうこんなメリーゴーランド さようなら、バイバイ」という印象的なフレーズから始まる一曲。その部分を歌い上げ、車谷啓介がスネアを2回叩いて一気にBPMが上がるところ、最高にノれて何てライブに映えるんだとね。

 

ライブ中盤を締めくくるのは『飛び込め』。これは上述した通り、インディーズ時代の植田真梨恵の覚悟のようなものを感じる一曲。「誕生日が少しずつ近づいてゆくけれど 昔のようなあこがれには近づいていない」って歌詞で、実際に明日誕生日を迎える俺は色々考えちゃったよ。「あぁ、近づけてないなぁ」って。笑

 

再びステージは暗転。次に照明が点った時にはMCの時間。要約すると「私は私の率直な気持ちを歌おうと努めてきた。偽りの歌詞で皆さんの前には立てないと思っていた。でも考え過ぎて何も曲が作れなくなってしまった時期が1年くらいあった。そんな中、『貴女らしくありのままに歌詞を書けば良い』と言われて漸く完成した歌」といった内容から「不安で不安で...」と始まったのが言わずと知れた代表曲、『心と体』。

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MCの通り、アルバム『センチメンタルなリズム』から3枚組シングル『心/S/サ』までは本当に1年ブランクがあるから、相当考え抜いた曲なんだろうなあと。凄いよねえ、この曲。音源の時点でも既にド迫力なのに、生で見たらもう食われるんじゃないかと、そんな鬼気迫るものを感じた。ラスサビ「はあーはあ 君と繋いだこの指に流れてるよ くちづけしよう 僕は君を 信じてる」までもう一気に駆け抜ける。そのテンポ感、速いBPM、多分テーマに焦燥感的なものもあったのだろうけれど、まさにそれだよね。

 

次はその流れで『S・O・S』。唯一サビが全英語詞という。2番の「笑って?」の可愛さ、そしてそれに歓声を上げるオーディエンス、面白かった。この曲は楽器隊が活き活きとしていて良いよね。鶴沢夢人に替わった北田慧、間奏のギターソロを滅茶苦茶気持ち良さそうに弾いていたのが印象的。

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と、ここまできたら勘の良い皆さんは「次は『サファイア!』なんじゃないか」と。そう思うでしょう。ところが再び静かな雰囲気に戻り、『100LIFE』→『コンセントカー』で本編終了。「素敵な朝日と寝息が静かな涙を誘う 君は余裕で頷くけど 解らないくせに 伝わらないくせに」って歌詞が本当に好きなの。「午前3時の人波を駆ける細いタヰヤ こんな時間でも点滅じゃない信号が きっと どうかしているんだ」って歌い出しから当時18歳の彼女が、思い悩んで深夜に街に繰り出して、孤独と創作の日々に向き合っているような、これもまた堅い覚悟を垣間見ることが出来る。

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不揃いな手拍子、アンコールでステージに舞い戻ったのは植田真梨恵一人。アコースティックギター一本で歌い始めたのは『夜風』。どことなく『コンセントカー』と世界観が繋がっているような気もする。「何も考えられない今は たった少しでも きっと何か変えてみないと」「走り去ろうとしても ついてくるのが過去」こんな歌詞を10周年記念のライブでやるって少し意味深だよね。10年間の歴史を背負って、次の10年を見据えた船出の時。そんな暗示に思えてならない。無論俺は15周年記念も20周年記念もお祝いしに行くつもりだから、ライブ会場で会いましょう。その頃は武道館かもしれない、幕張メッセかもしれない。人生は思いがけないことの繰り返し、何が起こるか分からないから、期待は膨らんでいくばかり。

 

そして「いっせーのーで」のメンバーも入場して演奏したのは『光蜜』。これ、読み方はミツね。その後のメンバー紹介、下手したらここが一番盛り上がっていたかも?笑

皆やる気のないソロ→真梨恵さん「も゛っ゛と゛や゛っ゛て゛よ゛お゛」→各パートガチ演奏→真梨恵さん「カ゛ッ゛コ゛い゛い゛」のテンプレ化したやり取り、分かっていても笑ってしまう。歌い始めると目つきがキリッとして格好良いのに、こういうお茶目なところもあって、人間としても好き。ね。

 

さあ最後!この時点で4228字書いている!頭おかしくなりそう!アンコール最後の一曲は定番の『変革の気、蜂蜜の夕陽』。これはもう最後のワンフレーズでしょ。もうそれに尽きる。「僕が救い上げる」のところ。ロングトーンの伸びが半端じゃない。ここも鳥肌ポイントだった。ぞわぞわしたよあまりの感動で。「溢れ出しそうさ今にも」って溢れ出しそうなのはこっちの涙や感動だよって話。

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というわけで、長々と書いてきたライブレポ(最早この単語の意味から再考しなければならないかもしれないが)ももう終わり。俺は今迄沢山のライブに行ってきた。凛として時雨SILENT SIRENRADWIMPSBase Ball Bear、[ALEXANDROS]、WOMCADOLEなどなど。でも昨夜のあの会場にいてしまったせいで、もう植田真梨恵じゃなきゃ満足出来ない体になっているかもしれない。それほどまでに感動、衝撃、興奮、色々綯交ぜになった新たな感情に襲われていた。未だに新譜が出る度に物凄い期待をかけてタワーレコードに行って、しかもその期待を唯一ただ一度も裏切っていない植田真梨恵、まさかライブの最高記録まで塗り替えてくるとはね。

 

きっと昨夜の2時間半、俺の中では伝説の2時間半として記憶されるのだろうと思う。もうこれを超えるのは植田真梨恵自身以外有り得ないから。この伝説の一夜の思い出を、お守りのようにポッケに入れて、時々思い出したかのように取り出して人生の糧にする、そんな楽しみが増えました。

 

次は、仮に当選すれば11月4日、東京はクラブeXで開催される、植田真梨恵たったひとりのワンマンライブ vol.3 "good-bye stereotype"。きっとまた彼女は俺の中の最大級を更新するんだろうなあと期待して。これをお読みの皆さんとも会えることを心待ちにしています。では。

【ライブレポ】SILENT SIRENのセミファイナル公演を見た!

どうも、最早「ご無沙汰しております」が定番の挨拶と化しかけている私です。ご無沙汰しております。

 

昨日は大学終わり、豊洲駅まで急ぎ、SILENT SIRENのライブツアー"Girls will be Bears"のセミファイナル、豊洲PIT公演に参加してまいりました。ライブレポなんて書くのは初めてだから、少し拙くなってしまうかもしれないけれど、もし良ければ付き合ってくださいな。

 

俺はこの春上京したばかりということもあって、豊洲PITは初めてのライブハウス。未だ渋谷WWWと恵比寿 LIQUID ROOMにしか行ったことないんだけどね。豊洲駅で降りたのも勿論初めて。豊洲、横浜っぽい雰囲気もあってとても良かったな。

 

どうやら豊洲PITは東日本大震災の時に立ち上がったチームスマイルによって建てられた、都内最大キャパ(3103人)のライブハウスらしい。外から見ても何だか大型の倉庫のようで貫禄があった。

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現地に着いたのは17:30くらいだったかな、もう既にグッズの先行販売が終わっていたから、もういいやと思って今回は何も買わずに中へ。

 

中に入るとその広さにびっくり。何個かゆる〜くブロックに分けられていて、ゆっくり見たいよって人も後ろの方に陣取れる良い構造。俺はA1068という何とも言えない整理番号だったけれど、普通に前の方まで行けました。

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ライブが始まる前から、会場BGMで気分を上げてくれたのも高評価。大抵洋楽のよく分からんやつばっかりなんだけど、ヤバイTシャツ屋さんの『パリピ』や米津玄師の『灰色と青』なんかも流れて。特に前者では既に「しゃ!しゃ!しゃ!しゃ!しゃ!」なんて盛り上がっている人もいた。

 

さて、これはいつの間にか定番になっていたのかもしれないけれど、最初はアルバム、『GIRLS POWER』のシークレットトラックとして収録されていた『ピッピ(今俺が名付けた)』。歌詞は「ピ」だけのほぼインストの楽曲だけれど、音を待ちわびたオーディエンスは大盛り上がり。

 

続いて『merry-go-round』『KNiFE』で熱狂の渦へ。この二曲はアルバムでも続けて収録されていることもあって、曲間ほぼ無しで立て続けに演奏。『KNiFE』はどこか猟奇的な、オートチューンのかかったすぅの大人っぽさを纏った歌声がまた良い。

 

SILENT SIRENです!」と叫んで始まったのは、言わずと知れた彼女達の代表曲『八月の夜』。まだ七月だけど...というのは置いておいて。俺はこの曲、アウトロのキーボードが切ないメロを鳴らしていて本当に好きなんだあ。「オイ!オイ!」とオーディエンスも叫ぶ叫ぶ。

 

ここから『パパヤパヤパ』『天下一品のテーマ』『女子校戦争』『DanceMusiQ』と新旧入り混じったキラーチューンを連発。『DanceMusiQ』は隣の人と肩を組んで「NaNaNa〜♪」ってやるところがあるけれど、汗臭いとかは置いておいて、やはり一体感が生まれて盛り上がるよねえ...!

 

そしてここで恒例のサイサイコーナー。これはツアーを通してSILENT SIRENのメンバーが何かしらのゲームをして競い、最後に負けた回数が一番多かったメンバーが罰ゲームを受けるというもの。

 

因みに以前のアルバム『S』のリリースツアーではすぅが罰ゲーム、バンジージャンプを飛んでました。結構ガチ。

 

今回は格付けチェックのゲーム。豊洲に因んで、「ゆりかもめは画像のAとBどっち?」という問題。何とこれはメンバー一致で正解。御褒美は叙々苑の焼肉弁当だそうです。羨ましい。貧乏大学生には到底手が届きませんわ。笑

 

そして盛り上がりが一段落してから更に、『吉田さん』『さくら咲く青い春』『Love Balloon』と再びぶち上げていく。『吉田さん』でも「an-an」「non-no」「1!2!3!」と皆で叫ぶところがあるし、すぅのギターソロも炸裂。

 

ここでもう一度MC。緩急のあるライブだった。「かなり昔に作った曲を...当時お付き合いしていた人と、駅で待ち合わせしていたのに私が初めての東京で迷っちゃって、本当ならもう会って気持ちを伝えられていたのになっていう曲です。」という物静かな雰囲気で始まったのは『さよなら日比谷』。そして立て続けに『AKANE』。「伝えたいことあなたにありがとう〜♪」とすぅの歌から始まる楽曲。歌唱の持久力のないすぅ、そろそろバテ始めているけれど、この曲を一生懸命に歌うその姿がまた美しく見えた。

 

ここからライブは急転直下。「自分の信じた方へ進めー!」というMCから一転、クールなタイトルコールで始まったのが『kaleidoscope』。カラフルな照明を使って、クールなSILENT SIRENの真骨頂。更に『ODOREmotion』で熱狂の渦の最奥へ。

 

そしてラストスパート。『チェリボム』『ジャストミート』『フジヤマディスコ』の代表曲三連発でライブを締めくくる。『チェリボム』はサビの、誰でも出来る簡単なダンス、『ジャストミート』も皆でタオルを高く投げるフリ(俺はタオル持ってなかったけど)、『フジヤマディスコ』も皆で「オーオー、フジヤマディスコ!」と叫んで、オーディエンスのテンションは最高潮に達してライブは終了。

 

「サーイサイ!サーイサイ!」のコールでアンコール。ひとしきり告知を終えてから、つい先日発売したばかりの『19 summer note.』を。個人的には『八月の夜』以来の出来の夏曲って感じ。「俺のための曲!」なんて調子に乗ったことを言っていた。まあまだ18歳なんですけど。

 

アンコール二曲目は、いつかの武道館公演で限定販売した『シンドバッド』。勿論俺はYouTubeに上がっているshort ver.しか知らないから、フルで聴いたのは初めて。ライブでしか歌わない楽曲、貴重です。よく分からないから掛け声は適当に。笑

 

そして本当に最後、これはもう定番、今はもう大分昔になってしまった『31 Wonderland』から、『ぐるぐるワンダーランド』。これも皆でタオルを高く掲げて、ぐるぐる回すやつ。何度も言うが俺は今回何もグッズを買っていない。寂しい。けれど最高にすぅが可愛く見える一曲。メロメロになりました。

 

さて、以上でライブは終了。うん満足、満足なんだけど、総括するとやっぱりそろそろすぅは歌の練習をした方が良いかなあと。息切れ感がエロいとか言い出す気持ち悪いファンもいっぱいいるし、ぶっちゃけ誰も演奏や歌なんて聴いてないとか言われるのかもしれないけど、折角かなり上手いリズム隊がいるんだから、まあキーボード片手だけなのはもう変わらないとして、すぅの歌さえ安定すればもっと良くなるのになあという感じ。

 

でもまぁ、ライブ感って意味では満点かな。その不安定な要素も、それこそテレビ向きではないけれど、毎回違った顔を見せるって意味では、ね。

 

SILENT SIRENは、そこがアイドルだって言われるのかもしれないね。オーディエンスの掛け声、フリ等々色々あって一見さんはついていけないかもしれないけれど、もう振り切って思いっ切り盛り上がっちゃえばそんなの関係ない。楽しめるのは間違いないから。それにライブの数もかなり多い。皆さんも是非一度、行ってみてはどうでしょうか。それでは。