放課後の教室棟

思うことを、ありのままに。まるで意のままに。

米津玄師実在論

米津玄師は、実在した。

 

確かにこの目で見たのである。ステージ上で歌い、踊る彼の姿を。

 

米津玄師は、実在した。

 

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というわけで、去る2月3日。セキスイハイムスーパーアリーナで開催された米津玄師ツアー、「脊椎がオパールになる頃」の仙台公演に参加してきました。

 

米津玄師といえば、最早野暮な説明など全てが蛇足に成り下がるほどの人気ですが、一応軽く説明をしておきましょうか。

 

米津玄師は、今日本の音楽業界で、名実共に頂点に最も近い人です。以上です。

 

そんな米津玄師を私が初めて知ったのは2013年5月29日。1stシングル『サンタマリア』のリリース記念でSCHOOL OF LOCK!に出演した時のことでした。それから早6年。漸くライブに行けた僥倖に、余韻冷めやらぬ今であります。

 

以前にも参加するチャンスはありました。3rdアルバム『Bremen』のレコ発ツアーの会場に新潟LOTSが含まれていたので。しかしその時点で既にオリコンCDショップ大賞レコード大賞など軒並み顔を出していた米津玄師。キャパ900のチケットなど取れる筈もなく敢え無く断念。

 

なので今回は本当に念願の、待望のライブでした。このチケット当選で一生分の運を使い果たしたかもしれません。

 

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さて。その熱気に満ちたライブの様子を事細かにリポートするのも良いのですが、私はもう米津玄師の存在をこの目で拝めただけで、既に満足してしまった感があって。

 

昨年末のNHK紅白歌合戦に米津玄師が出演し、正に2018年を象徴する人気を得た「Lemon」を、地元徳島の美術館から艶やかに歌い上げたのは記憶に新しいかと思いますが、その時の司会、内村光良櫻井翔の会話を覚えていますか?

 

内村「米津さんが…喋った!!」

櫻井「…初めて見ましたね。」

 

というやつ。勿論、朝の情報番組やツイキャスなどで度々喋っているところは与り知り得るものではありましたが、とはいえ未だミステリアスな雰囲気を纏い続けています。

 

そんな米津玄師が、「Flamingo」で踊り、「LOSER」でケタケタと笑い、「ゴーゴー幽霊船」で叫び、MCでは和やかにせり鍋やひょうたん揚げについて喋る。

 

元来人を寄せ付け難い、世間から乖離したような独特な雰囲気を纏っていましたし、人間味のある振る舞いにどうしても「米津玄師って、実在したんだ…」と思わざるを得ませんでした。

 

未だ20代であのオーラ。何なんでしょうね。これからもずっと、日本の音楽業界を牽引していくであろう貫禄を感じます。後は夭逝しないことを祈るのみ。

 

件のライブに関しては、正直もう筆舌に尽くし難い、以外に形容できません。本当に圧巻、口開きっ放しの2時間でした。皆さんも是非機会があれば、紛うことなき天才・米津玄師の姿を見に、ライブ会場に足を運んでみてください。きっと革命的な音楽体験ができるはずです…。

月末の夜に、exPoP!!!!!という新たな選択肢を。

早いものでもう一月が終わろうとしていますね。

 

月末はどうしても、その月にやり残したことが溜まっていたり、最後の追い上げに駆られたりと、何かと忙しいもの。フラストレーションも溜まるってもんです。

 

そこで。そんな溜まった鬱憤を晴らす場として、exPoP!!!!!というイベントをプッシュします。

 

ウェブメディアCINRAとEggsによる入場無料のライブイベントexPoP!!!!!。毎月最終木曜日に開催されています。

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私は今回初めて行ったのですが、出演者はKaco、さなり、ロイ-RöE-、Frasco、絶対忘れるなの五組。

 

さあ、今読んでいる皆さんは「誰やねんそれ」とツッコミを入れているかと思います。それもそうでしょう、私も今日まで全く知らなかったアーティスト達ですし。

 

しかし、彼等の"今"の人気で判断するのは勿体無い。

 

今回で117回目の開催だったexPoP!!!!!ですが、過去にはSEKAI NO OWARIクリープハイプSuchmosKing Gnu相対性理論など、錚々たるアーティストが名を連ねています。

 

つまり此処で知ったアーティスト達が、これから大きく羽ばたいてゆく様を、間近で見ていられる。そんなイベントなんですね。

 

実際今夜見た人達で言うとFrascoなんて、MacBookで打ち込みをふんだんに使って、心地良いシティーポップサウンドを完成させていて、インディーズながらこの世界観は唯一無二だな、と思わせてくれました。

 

あと絶対忘れるなのセルラ伊藤さん、ハイタッチしてくれた。めっちゃ美人だった。最高。笑

 

入場無料で五組の演奏を見られる、毎月最終木曜日。それを楽しみに日々を過ごすのも悪くないのでは?

 

次回は2/28(木)、渋谷はTSUTAYA O-nestにて。是非、フロアで一緒に身体を揺らしましょう。ではでは。

センチな夜に寄せて。

いや、テスト間近のこの時候、ブログを書いている場合じゃないんですけどね。今年は軽微な動機でもすぐにはてなブログを開き、多産を狙う方針で。

 

さて。先程私のTwitterのタイムラインでは懐古が静かなブームを迎えておりました。大学入学当初の見目麗しいツイート、自分も何か未来に期待した充実の投稿をしているのかと思ってみてみたら、今と何も変わっていなくて苦笑。炎上を契機に発言が丸くなったことくらいでしょうか、変わった点といえば。

 

それで、更に昔を懐古して、例えば中学生の頃、センチな夜をどう乗り越えていたかなー、なんて考えていたんですが。自室の隅で体育座りして、植田真梨恵の「コンセントカー」やそれでも世界が続くならの「参加賞」を聴いていましたね。

 

昔から、Twitter等のSNSとリアルでは採用する人格を変えていたので、「実際会うと普通に穏やかな人なんだね」なんて言われることがありました。今も。

 

すなわちオンラインではずっと過激なスタンスをとっていたわけですが、当然自分を執拗に叩いてくる人も一人や二人ではありませんでした。それは今も変わりませんが、たった一人のたった一件の自分に向けられた悪意だけで、ひとたまりもなく傷心するくらいにはメンタルが弱い。

 

しかし匿名の下、個人をただ攻撃してくるような人に屈したくないという気持ちから、必死に反論を繰り返していくと延焼が続き、最終的に自分が一番傷付くことになる。

 

「もっと大人になりなよ」と傍観者は言うだろうけれど、言いたいことを飲み込むのが「大人」なんだとしたら、「大人」になんてなり腐りたくはないなあ...。

 

なんてごちゃごちゃとした思索の海を、六畳一間で泳いでいました。

 

こういうセンチな夜に、19歳になった自分はどんな音楽を聴きたいかなと考えたところ、本能が求めたのはやはりハルカトミユキ。「Sunny, Cloudy」の歌詞があまりにも染みてしまった。

 

飴色の黄昏が 街路樹を染めてゆく

路地裏に夜が来て そそくさと逃げていく

この街は何もない 僕にもさ、何もない

そう言ってはにかんだ 君の声思い出す

優しさは弱さと 思っていたんだ

変わらぬものを探す間に こんなに変わってしまった

名も無き日に託した夢も 裁きを受けてゆく

喜びを分かち合えば 孤独の糸が切れると

一人歩いてきたけれど 本当はすべて聞いて欲しかったんだ

 

好きだった公園は いつの間になくなって

好きだった横顔も 今はもう遠い過去

情熱の重さには 釣り合わないたわむれは

街風の冷たさを 紛らわす淡き願い

やるせない悔しさを 抱え込んでいた

さんざめく夜を越える度 手に入れては捨ててきた

東京はただ明るすぎて 僕は迷ってしまった

もう何回も笑い合って 全部知った気がしてた

答え合わせもできぬまま 帰れない場所まできてしまったんだ

 

戻らないものたちの 亡き骸を抱いていた 

だけどもう置いてゆこう すべて持ったまま生きてはいけないんだ

 

変わらぬものを探す間に こんなに変わってしまった

名も無き日に託した夢も 裁きを受けてゆく

さんざめく夜を越える度 手に入れては捨ててきた

東京はただ明るすぎて 僕は迷ってしまった

喜びを分かち合えば 孤独の糸が切れると

ひとり歩いてきたけれど 本当はすべて聞いて欲しかったんだ

 

どうですかこの歌詞。東京生まれ東京育ちが書ける歌詞じゃねえなと。MVもない、アルバム曲の一つなので動画はありませんが、歌詞だけでも十分その良さが伝わるかなと。

 

センチな夜を切り抜けるためのお気に入りの音楽があると、精神的にも良いですよという話でした。ブログらしい、ふわっとした感じで。聴いてね。それでは。

溜息の断面図(初回生産限定盤)

溜息の断面図(初回生産限定盤)

 

 

新年のご挨拶

ご無沙汰しております。未だに紅白歌合戦、米津玄師の「Lemon」の余韻に浸っている私です。

 

先日mol-74のライブに行ってきまして。彼等も遂に4/3にメジャーデビューするそうです。自分が参加したライブでこの発表があったので、感動しちゃいました。「%」を初めてYouTubeで見た時から、きっと売れるだろうと思っていたのですが、今後の更なる活躍に期待しましょう。今年はKing Gnuもそうですし、メジャーが面白くなりそうですね。

 

さて、その会場で知り合った方々と終演後に居酒屋で話をしたのですが。全員自分より音楽に通暁していて、自分もまだまだだなと思い知らされました。今年はサーキットフェスや、各種イベントにも多く顔を出して、充実した音楽生活を送ろうと決意した瞬間でしたね。

 

あとブログ自体の目標としては、なるべく短く纏めようと思います。今迄は長ければ長い程内容も詰められて良かれと思っていましたが、ただただ読みづらいですよね。サクッと読めるように工夫します。

 

では早速、新年2発目のライブ、ハルカトミユキ TOUR 2018-19 大人なんていないんだ @7th floorに行ってきます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

追伸:昨日Twitterで見つけたバンド、良い感じだったのでシェアしておきます。レイラって名前のバンドです。よしなに。

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2018年を、振り返る。

冬至を過ぎ、吹く風も年末の雰囲気を帯びてきた寒空の下、皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか。私は「大乱闘スマッシュブラザーズ -SPECIAL-」のキャラクターをアンロックすべく、日々邁進しております。今作マジでCPUが強い...。

 

さて、年末にもなるとやはり一年の総括なんてものをしたくなるもの。色々ありましたね。個人単位で言えば、それこそ上智大学に入学したり、父親の不貞行為が明るみに出たり、自宅マンションで殺人事件が起きたり、親知らずを4本全て抜いたり。...これ殆ど最近の出来事だな。

 

兎に角、このように色々あった一年でも、私を支えてくれたのは、生きる活力になってくれたのは、相も変わらず音楽だったので、今回は参加したライブ、買ったCD、個人的名盤ランキング等を書き連ねて、今年の総括としようと思います。

 

2018年参加ライブ一覧

 

...と、まあ、こんな感じ。今年は12本のライブに参加したので、平均すれば月1のペースで行ったことになる(11-12月にあまりにも固まり過ぎている気もするけれど)。

 

この中で最も印象深かったものといえば、先日ブログにも書いたamazarashiの武道館公演。

 

その公演のために楽曲を書き下ろし、ゲリラショップを催し、小説を書き、アプリを配信し。本気度が他のアーティストのそれの比じゃないと思ったし、迫力のあるバンド演奏、絞り出すような秋田ひろむの絶唱、圧巻の映像技術。口開きっ放しでした。あれは一生の思い出。

 

他には、新潟県に住んでいた頃、物理的距離と経済状況を理由にライブに行けなかったアーティストのライブに参加できたのが大きいかな。

 

閃光ライオット2013(個人的にこの年が一番良かったと思っている)に出場した緑黄色社会やWOMCADOLE、SCHOOL OF LOCK!で同年に出会ったハルカトミユキ。

 

東京にいれば講義終わりにふらっとライブハウスに立ち寄れたりして、素晴らしい街だと常々思いながら生活していました。来年も都内在住という強みを生かして、様々な機会を掴み取っていきたい。

 

2018年購入CD一覧

 

...こちらはこんな感じ。何と22枚という圧倒的少なさ。何か見落としているのかな。ただやはり、Apple Musicを始めてからCDを買う枚数は格段に減ったなという印象。便利過ぎてあれはもう罪だ、ストリーミング配信。君のせいでCDは更に売れない時代に突入するよ、間違いなく...いや、或いはもう既に。

 

書いていて思ったけれど、この一覧有名所ばかりでクソつまらないですね。「CDを買うほどでもないけど聴きたい...やっぱ買っちゃえ!」という店頭での衝動買いが、Apple Musicのせい(お陰?)で無くなったので、そこそこ名の知れたアーティストのCDしか買わなくなってしまった...反省。発展途上のアーティストにこそ、購入という名のお布施を。

 

2018年ベストアルバムランキング

これで今年の振り返りも最後。売上や世間の評価を一切度外視して、独断と偏見で自分が名盤だと思うアルバムを勝手にランク付けしていきます。

 

5位 androp『daily』

デビュー10周年イヤーを飾るに相応しい、大人の落ち着きを湛えたandropの珠玉のバラードEP。

全曲直球のバラードだと退屈してしまうけれど、繊細なピアノのイントロがandropの新章を切り拓く「Hikari」、更に「Saturday Night Apollo」でEDM調のアレンジを加えてアクセントを作り、「Canvas」ではフレット上を縦横無尽に滑る、聴いていてオーガズムに達するまでのベース。各所にandropの工夫が見え隠れする、紛うことなき名盤です。

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4位 ゲスの極み乙女。『好きなら問わない』

4位はこれ。未だ不倫騒動の尾を引きつつも、DADARAYやジェニーハイ、ichikoroと活動範囲を広げている川谷絵音擁するゲスの極み乙女。の最新アルバム。

米津玄師推薦の「アオミ」は勿論、ゲスの極み乙女。らしさを全て詰め込んだ超絶技巧曲「オンナは変わる」、星野源の「アイデア」とも似たコンセプトから、メディアに追われる日々の鬱憤をぶつけた「僕は芸能人じゃない」、エモーショナルなピアノの旋律に青春を乗せた「もう切ないとは言わせない」。

個人的には『両成敗』以来失速したと思っていたゲスの極み乙女。が、2018年は一気に息を吹き返したように感じられました。何度聴いたか分からない。

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好きなら問わない(通常盤)

好きなら問わない(通常盤)

 

 

3位 緑黄色社会緑黄色社会

今年2回ライブに行き、「バズリズム02」の収録にも参加した緑黄色社会。結果としてインディーズ最後になったアルバムが、個人的3位でした。

彼女等史上初のフルアルバムということで期待は十分だったけれど、その期待を更に超越した、最早ベストアルバムのような出来栄え。

リョクシャカポップをその耳で、その心で、その体で是非感じてみてください!

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緑黄色社会

緑黄色社会

 

 

2位 ヨルシカ『負け犬にアンコールはいらない』

そして、今飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を伸ばしているヨルシカの最新ミニアルバムが2位。インスト曲までがっつりと聴けるバンド(デュオ?)は初めてかもしれない。リンクから飛んでもらえれば分かるけれど、歌メロが強くも、例えば「雲と幽霊」等で見受けられる、バックで鳴る細かい音にも繊細な気遣いがされている。

VOCALOID出身、米津玄師とヒトリエに続くニューカマー、2019年も大注目です。

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負け犬にアンコールはいらない(通常版)

負け犬にアンコールはいらない(通常版)

 

 

1位 きのこ帝国『タイム・ラプス』

堂々の1位はこちら。きのこ帝国の最新フルアルバムです。正直全く迷いがなかった。個人的には2位以下に圧倒的な差をつけての優勝でした。

『猫とアレルギー』できのこ帝国はオワコンになった、なんて勝手に思っていたけれど、頭を床に擦り付けて謝罪したい気持ちになりました。

叙情的な歌詞と印象的且つエモーショナルなギターのリフ。ソロデビューも果たした佐藤千亜妃のソングライティングが一回りも二回りも卓越した様、刮目せよ!

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タイム・ラプス(通常盤)

タイム・ラプス(通常盤)

 

 

...と、いうわけで、これが私の一年間でした!とはいえ今年は3月頃まで受験や上京やで忙しく、全く音活(?)できていなかったので、来年は1/13のハルカトミユキのライブを皮切りに、一年を通して充実した音楽生活ができますように...。

 

それでは皆様の来る年が、素晴らしいものであることを祈念して。今年から始めたブログでしたが、沢山の閲覧を有難うございました。

爬虫類カフェらぷとるにお邪魔しました。

凛として、秋の気配がアルペジオし始めた今日此頃、皆様につきましては如何お過ごしでしょうか。

 

最近何かと、オンラインオフライン問わずにストレスが溜まることが多くて、癒しを求めていたのですが。昨日、ストレス社会のオアシスを見出してしまいました。

 

東新宿にある、爬虫類カフェらぷとるといいます。
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内装はこのような感じで、それこそ数え切れないほどの爬虫類達がお出迎えをしてくれます。

 

勿論お触りも可能。彼らの機嫌や種類にもよるけれど。
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三枚目の画像で見切れている、こんなにも大きなリクガメまでいて致れり尽くせり。
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亀シリーズは他にもこんな子達が。一枚目、迫力あり過ぎませんか??
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種類を変えて、モニターやイグアナの類はこんな感じ。

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そしてTwitterでも紹介した、完全水棲のヒゲミズヘビ。この龍のような髭が格好良過ぎる、レアものです。
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他にもヤスデ(写真撮り忘れ)やタランチュラ、ムカデといった奇虫達も。ヤスデは実際に触れます。気持ち悪いと思う人が多いと思いますが、多足類を手の上に乗せると、「ああ、この子達はこんな風に足を動かして歩いているんだなあ」と体験的に分かって良い。あと単純に気持ち良いです、手の上を這う感触が。
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ボールパイソンをメインとした、蛇のコーナーもこの充実度。
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それと餌やりもできます。今回はイグアナとヒョウモントカゲモドキにさせて頂きましたが、時間帯によって丁度食後という場合があるので(19時頃に訪れた自分はまさにそれ)、早めに行った方が良いかもしれません。可愛いですよ、ムシャムシャ食べるの。

 

そして最後に、毎週木曜日に此処で働いている、登録者10万人を超えるYouTuber、ちゃんねる鰐(https://www.youtube.com/user/WANIVSPBAO)さんと記念写真を。
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基本料金が1時間2000円、触れ合いのオプションで追加料金700円と、高いと思うかもしれませんが、これだけ大型のモニターに触れられたり、様々な種類の餌やり(曜日ごとに与えられる種類が決まっているそうです)ができたり、そしてそもそも超至近距離まで近付ける機会、都内じゃそうないと思います。

 

是非皆さんも、一度は行ってみてください。

 

(このブログも、普段俺が音楽のことばかり考えているから偏りがちというだけで、基本はジャンル問わずに話していきたいということで、今日は普段とは全く違うお話でした。自由にやっていきますね。)

【ライブレポ】現実世界の超現実、amazarashi「朗読演奏実験空間"新言語秩序"」を体験した。

前回の「地方都市のメメント・モリツアー」でバンドとしての大団円を迎えたamazarashiは、今回の武道館公演で新章に突入した。

 

本公演「朗読演奏実験空間"新言語秩序"」は明確なテーマをもって、事前に公式アプリの配信、小説、ゲリラショップ、そして最新シングル『リビングデッド』と、ここ数ヶ月は話題に事欠かない勢いでプロジェクトを展開してきた。

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メインテーマとしては、現代のSNSが高度に発達した社会において、ふとした契機で炎上し、用いる言葉を過度に注意しなければならない、いわば"言葉狩り"されたかのような時代を生きる閉塞感が根底に存在する。

 

また小説では、"テンプレート言語"と呼ばれる、「多種多様な他者を傷つけることのない何億通りという状況に合わせた会話のテンプレートのアーカイブ」である言語の使用が、政府や"新言語秩序"と呼ばれる「『テンプレート逸脱』を取り締まる自警団」によって強制された社会が舞台。

 

この中で"言葉ゾンビ"と呼ばれる「『テンプレート言語』の使用を自由への侵犯とみなし、あえて『テンプレート逸脱』活動を行うことを止めないものたち」が、本来的な自由な言葉の解放を目指して"新言語秩序"と闘争を繰り広げるというもの。

 

言わずもがな、今回の公演におけるamazarashiと、オーディエンスの我々は言論統制に抗う"言葉ゾンビ"側ということになり、ライブ中も"新言語秩序"による検閲を受ける、という設定になっている。

 

"新言語秩序"に捕えられた"言葉ゾンビ"は監禁され、"再教育"、すなわち「『テンプレート言語』を潜在意識に刷り込み、自由な発言ができなくなるまで精神を破壊」されてしまう。

 

このように、現代社会の"言葉狩り"を一気に飛躍させてディストピアを描いたのが、今回秋田ひろむが書き下ろした小説世界である。

 

 

 

さて、そろそろ本編、日本武道館公演に話を移そう。

 

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先ずはもう人の多さ。これ。いつの間にamazarashiはこんなにも沢山の人に愛される存在になったんだと、謎な親心が出てしまった。客層も、それこそ中学生のような子から中高年まで、無論男女不問。それぞれがそれぞれの理由で、amazarashiを求めているという事実が、既にエモかった。

 

リハーサルの音漏れもかなりあった。『つじつま合わせに生まれた僕等』(あれ...これ本編でやってねえじゃん)『自虐家のアリー』『カルマ』『ナモナキヒト』等々、秋田ひろむの歌声が響いて初めて、いよいよamazarashiのライブに来たんだという実感が伴って、一人暗がりで震えていた。

 

 

 

そして入場。ステージを囲うように客席が設けられ、ステージにはお決まりの半透明の幕。先に挙げた本公演限定の用語解説が垂れ流されていた。

 

開演間際になって、今回のオーディエンスのスマホを使った演出に関しての説明、及び試運転が行われた。事前に座席を登録したスマホをステージに向けることで、発光パターンで検閲を解除するというシステムであり、同時にそれは照明にも劣らない、立派な演出になる。現に暗転した会場で、ステージを囲うようにスマホのライトが点滅した時、その美しさのあまり自然に拍手が起こったほどだった。人工物極まりない発光に、柄でもなく感動して息を飲んでしまった。何て粋な演出。

 

 

 

そうこうしているうちに舞台は暗転。記念すべき武道館の1曲目を飾ったのは、アルバム『地方都市のメメント・モリ』でも1曲目、アルバムを象徴する位置づけであった『ワードプロセッサー』。過去作であるにも関わらず、恰もこの公演のために書き下ろしたかのような歌詞が印象的であった。最後にまくしたてる「歌うなと言われた歌を歌う」のフレーズ、正に"新言語秩序"の圧力に立ち向かう"言葉ゾンビ"の決意表明のようだった。

 

日本武道館!青森から来ましたamazarashiです!」と簡単な自己紹介をして、無機質な一定のビートを刻んで始まったのが、今回のテーマ曲でもある『リビングデッド』。この曲が始まる直前、我々オーディエンスのスマホが振動。検閲解除の合図。演奏中にスマホをステージに向けることで下のような壮観な光景になっていた。観客参加型をここまで演出に取り入れたライブは初めてだったので、言葉を飲んでしまった。圧巻とは正にこのこと。
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勢いはそのままで『空洞空洞』。道の真ん中を駆け抜けるような、疾走感のある映像が鮮烈に印象に残っている。ただ「オーナメント」「愛」など、検閲が必要なようには思えない語句まで黒塗りされていて、"新言語秩序"の検閲基準はよく分からねえなあ...とぼんやり思っていた。「テンプレートって、何だ?」という。笑

 

豊川真奈美が奏でる美しい旋律に、思わず歓声が上がった『季節は次々死んでいく』。オーディエンスの盛り上がりようからして、今のamazarashiの代表曲は間違いなくこれなんだろうなと思った。amazarashiの中では比較的キーが高い方ではあるけれど、かなり伸びやかに歌声が響いていて良かった。口からCD(以上)音源は伊達じゃない。

 

ここでステージは90°回転。そして前述した小説の第1章の朗読が行われた。"新言語秩序"の実多が、"言葉ゾンビ"の駆逐を誓うまでの話。

 

そしてYouTubeのMVをモチーフにした映像から、まるで実多の虐待と恥辱の過去を表象したかのような歌詞を紡ぐ、『自虐家のアリー』が歌われた。コメント欄も"再教育"を施されたであろう者と"言葉ゾンビ"達が衝突するカオス。いよいよ対立構造はより確実なものになっていく。
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その後も、ロック調のエレキギターが特徴的な『フィロソフィー』、amazarashiイチ温かい歌詞の『ナモナキヒト』(実際、黒塗りの部分も他の楽曲と比較するとかなり少なかった)、壮大なピアノのイントロから、「命」をテーマにどこまでも重く深く歌い上げる『命にふさわしい』と、ライブも中盤に向かうにつれてさらにその熱量が高まっていく。
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ここで再度ステージが回転。第2章の朗読が行われた。若き先導者希明によって集められた"言葉ゾンビ"達の呪詛「言葉を取り戻せ!」、そして希明の拘束の話。特に、"言葉ゾンビ"のスローガンでもある「言葉を取り戻せ!」は、この先終演まで尾を引くこととなる。

 

話の展開から漂う緊迫した雰囲気を割いて歌われたのが、緊迫感をさらに強いものにする『ムカデ』。極めて多い言葉数を次々に、矢継ぎ早に放ち、また「夢がぶら下がる最果ての絞首台」といったフレーズで、終末感を湛えた世界にオーディエンスを引き込んでいく。

 

誰もがステージを食い入るように見つめる中、次に始まったのは、最新シングル『リビングデッド』の収録曲である『月が綺麗』。「僕が言葉を話す 君が言葉で応える 僕等の距離を埋めたのは きっと言葉だった」の歌い出しは、小説の3章の伏線でもある、「言葉の尊さ」を切実に歌ったものである。

 

続けて二日酔いの頭で「生きる意味」を考察する『吐きそうだ』、そしてここにきて初めてのポエトリーリーディング、逼迫した雰囲気を頂点へと誘う『しらふ』が続く。

 

いよいよライブもラストスパートに差し掛かり、三度ステージが回転。第3章は、前章で捕らえられた希明が"再教育"を受けるものの屈することなく、実多に言葉の尊さを訴えるもの。正に前述の『月が綺麗』の歌詞世界と共通している。希明は「人を変えられるのは言葉だけだ」と、極端に言葉に規制がかけられた世界に真っ向から立ち向かう。

 

映像に何者かの遺書が映し出されて歌われたのが、『僕が死のうと思ったのは』。この曲名とは裏腹に、最後には「あなたのような人が生まれた 世界を少し好きになったよ」と、一縷の希望を見出しているところにamazarashiらしさを感じずにはいられない、個人的に大好きな1曲。

 

続けて、雄大なメロディーに乗せて人間性をテーマに歌う『性善説』、抒情的なファルセットで「虚しい時はどうすりゃいいの?」と問いかける『空っぽの空に潰される』と、往年の代表曲群で会場のボルテージは最高潮。

 

曲間の静寂を破ったのは、「どうかあの娘を救って」のワンフレーズ。『カルマ』だ。後半の「奪って」や「どうかあの娘を救って」のリフレインには琴線を刺激された。ライブで一気に化ける曲だと思った。アルバムに入るとここまで強烈な印象を残す曲ではなかったと思うけれど...

 

小説の朗読も遂に最終第4章。読み進める中で、オーディエンスは一つの異変に気付く。そう、結末が改変されていた。アプリで事前に配信されていたものでは、釈放された希明が再びデモ隊を率いてスピーチを行う最中、潜入していた実多は"新言語秩序"の人間であると、周囲のシンパに正体を暴かれる。希明が激情するシンパを落ち着かせ、「何か言いたいことはあるか?」と実多にマイクを差し出したその隙を狙って、実多が手持ちのナイフで希明を刺殺するというエンドだった。

 

しかし会場で朗読されたものは、殺したはずの言葉を吐き出そうとする自分に当惑しながらも、実多がそのマイクを受け取るというエンド。結末が360°異なるものになっていた。

 

オーディエンスの頭上にクエスチョンマークが浮かぶ中、ライブの締めくくりに歌われたのが、未検閲状態では公開されていなかった『独白』。検閲が解除されると、一人称は「私」であり、歌っているのも「言葉は積み重なる 人間を形作る」「奪われた言葉が やむにやまれぬ言葉が 私自身が手を下し息絶えた言葉が この先の行く末を決定づけるとするなら その言葉を 再び私たちの手の中に」など、"新言語秩序"として心の奥底にあった言葉に対する思いを秘匿してきた実多の、心からの叫びのように思えて仕方がない。

 

曲の最後、「再び私たちの手の中に 言葉を取り戻せ」と半ば秋田ひろむが叫び、轟音に飲まれながらも、「朗読演奏実験」は成功で幕を閉じようとしていることを感じていた。「歌うなと言われた歌を歌う」ことから始まったこの公演が、「言葉を取り戻せ」で終わる。曲間に朗読された物語の効果もあり、ライブ全体が一つの物語のように、首尾一貫したストーリーに基づいていた。
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これが、amazarashiが何か月も前から、これほどまでに大規模に計画を進めていた「実験」の全てだったのかと、迸る鳥肌が抑えられなかった。

 

 

 

そして終演後のスタッフロールでは、まるでウェーブをするように、順番にスマホのライトが客席から放たれ、幻想的な空間を、鳴り止まない拍手とともに作り上げていた。

 

これだけのプロジェクトを成功させたamazarashiが、この先見据えているのは何なのか、何処に向かっていくのか。それはその時まできっと分からないけれど、昨日2019年の全国ツアーが発表されたように、変わらずにコンスタントな活動を続けてくれるのだろう。これからも、amazarashiの一挙手一投足に注目して、その背中を追っていこうと思う。

 

本当に素晴らしい一夜でした。ありがとう、amazarashi。