放課後の教室棟

思うことを、ありのままに。まるで意のままに。

一人ライブのすゝめ

高校の時、ライブはおろか食事、下校、更にはトイレにまで誰かと一緒に行きたいとかいう一人嫌いの男がいた。僕は彼に尋ねた。「どうしてそこまでして誰かと一緒に食事を採ることに執着するんだ?」彼曰く「だって一人で食べるの面倒じゃん。」と。ごめん、意味が分からない。

 

さて、余談でした。言ってしまえばこんなブログ全部余談なんですがそれは言ってはいけない。今回のテーマはタイトルにもある通り、「一人ライブのすゝめ」です。ぼっち飯、ひとりカラオケなどの言葉が漸く市民権を得た昨今であれど、未だ一人でライブに行くことに少なからず抵抗を感じる人もいるのでは?今日はそんな人に向けたお話です。

 

斯く言う自分は全くと言って良いほど一人ライブに抵抗がなくて。人生最初に参加したのが音楽と髭達という地元の夏フェスで、確かその年はTHE BACK HORN、back number、MAN WITH A MISSIONSEKAI NO OWARIなどが出演するというので居てもたってもいられず、一人でチケットを握り締め、土曜日なのに授業参観で授業があった学校を恨み倒しながら参加しました。SEKAI NO OWARIの演奏途中で突然の大雨、DJ LOVEの機材が壊れてライブ中止、ずぶ濡れで帰ったのでマイナスな印象の方が大きいけれど。笑

 

それでは、一人ライブの魅力について、お話ししよう。

 

1. チケット予約が楽

先ずはやはりこれでしょうね。近年、転売対策の一環なのか、電子チケットというものが導入されて、これがまた厄介で。入場の際の本人確認が非常に厳しく行われるので、一緒に行く予定だった友人が急遽行けなくなった時に困ってしまう。

 

更には、そもそもライブ前の手続きをあまり知らないという友人が相手だともっと面倒。電子チケットは同行相手を事前に紐付けしておく必要があるので、相手がそのシステムに明るくないと、例えば一般販売で先着制の時なんかに困りますよね。実際俺はそれでMy Hair is Badのチケットを取り逃したりしましたし。別にもう気にしてないけど。その時は結構地団駄踏んでた。部屋で。

 

2. ライブが始まれば寂しさなんて感じない

次はこれ。多くの「一人嫌い」の皆さんが挙げる、その理由は寂しさなんじゃなかろうか。その気持ち自体はよく分かりますよ、勿論。

 

でもね。ライブ中に隣の友人と喋っているような人、見たことありますか?何度もライブには行っているけれど、そんな人殆どいない。というか音が大き過ぎて会話なんて不可能。隣に知り合いがいなくても、音があれば寂しくなんてない。会場の爆音が一人で立ち尽くすあなたを支えてくれるはず。

 

...極論。そのライブハウスは皆共通の趣味をもって来ているのは大前提なのだから、周りの人々皆仲間、みたいな発想でも問題ないと思うし。

 

更にこれが、「開場前は寂しいじゃん!」「曲間はどうなるの?」みたいな意見に対するアンサーになるわけ。

 

皆同じ目標、同じ趣味で一同に介することなんて滅多にないじゃん。小中学校の音楽コンクールだって、運動部の男子は優勝目指してなかったでしょ。それで女子が掃除の時間に注意しに行ったじゃん。ああいう場面ですら違う方向を向いている人がいるのに、ライブ会場ではそれが全くいないと言っても過言じゃない。これって実は凄いことで。

 

ライブ前は周りも何処かそわそわしていて、「これから俺達はどんな伝説を見せられるんだろう?」ってのが顔に書いてある。俺はそんな雰囲気を楽しむだけで、友人と喋っているのと同じくらいにはエンジョイ出来ているのだけど、おかしいだろうか?

 

まあ最悪携帯に頼るのでもOKだしね。さも当然かのようにスマホを覗いていても誰も何も思わないし誰も何も言いません。周りの目なんて気にする必要ないの。何故かって?

 

誰もあなたを見ていないから!

 

これ、自意識過剰とか関係なく皆陥ってしまう誤解だとは思う。「皆でワイワイしているのに、一人でいて浮かないかしら?」という心配。断言しよう、100%杞憂に終わります、そんな心配は。

 

自分が好きで好きで堪らなくて、安くはないチケットを争奪戦を勝ち抜いて手に入れて、何とかスケジュールを合わせて駆けつけたファンの皆さんですよ、そんな一人でいるってだけの人を謗ると思いますか?あなたが逆の立場なら、一人でいる人に言及する気になりますか?

 

一人ライブは本当に何も問題のない、何も気にする必要のない、とても楽しい行為。それを知ってもらいたくて書きました。挑戦してみようかなって少しでも思ってもらえたら。案外悪くないよ、よろしく。