放課後の教室棟

思うことを、ありのままに。まるで意のままに。

ハルカトミユキの紡ぐ歌詞は、ナイフになってあなたに刺さる。

今期MBS、TBS、BS-TBSAT-X等でオンエアされている『色づく世界の明日から』。作画が非常に繊細で美しいと好評ですが、そのオープニング『17才』を歌うのが、俺が今回紹介したいハルカトミユキという二人組デュオ。

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俺が初めてハルカトミユキに出会ったのは、遡ること五年、2013年6月18日深夜のSCHOOL OF LOCK!でのことだった。

 

そういえば、この日と前日の放送で俺はKANA-BOONグッドモーニングアメリカ、ドラマチックアラスカ、ハルカトミユキの四組と出会うことになった。今思っても神回。

 

一応、6月18日の放送後記のリンクだけ貼っておきます。(https://www.tfm.co.jp/lock/staff/smartphone/index.php?itemid=970&catid=36)

 

立教大学軽音サークルで、ただ一人誰にも声を掛けられずに座っていたハルカに、ミユキが『じゃあ組む...?』と話し掛けて始まったデュオ」というエピソード、明らかに社会に適合出来ていない感じが愛おし過ぎますよね。お前は俺かって。

 

この時は2ndミニアルバム『真夜中の言葉は青い毒になり、鈍る世界にヒヤリと刺さる。』を引っ提げてスタジオにやってきたハルカトミユキ。彼女らのEPのタイトルは短歌になっていて。とはいえど、他にEPは『虚言者が夜明けを告げる。僕達が、いつまでも黙っていると思うな。』と『そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。』しかないんですけど。

 

そして、俺が明確にハルカトミユキの世界観に浸かることになったのが、メジャーデビューアルバムでもある『シアノタイプ』。このリード曲である『ドライアイス』を初めて聴いた時には、俺は当時14歳ながら胸にグサグサ刺さるものを感じた。圧倒的な温度の低さ。宛ら絶対零度

 

薄い瞼に口付けをする  何も見えなくなればいい

口移しした溜息の味  僕等の夜に出口は無かった(ドライアイス

 

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当たり障りのないように生きて  所詮こんなに狭い世界で

きっと全てを失う気がした  ナイフは握れずにいる(ナイフ)

 

世界という大きな概念に対するルサンチマンを劇的に感じるこの歌詞、無駄を徹底的に削ぎ落としたギターのリフ、マイナーコード、不協和音ギリギリを攻めるような旋律。どれをとっても当時「大衆音楽なんてダサくね?w」とイキっていた俺を満足させるに十分だった。

 

ハルカトミユキらしいメロディーが火を噴く『mosaic』も是非聴いて欲しいと思う。「え、今の運指ミスった?」と刹那思わせた後、また主旋に戻ってくるバランス感覚。痺れます。

 

そして俺はその後様々なアーティストの音楽を聴いて回る中で、いつしか彼女らの存在も忘れつつあったのだけれど。

 

折角Apple Musicを始めたので昔聴いていたアーティストの今の姿を見てみようと思い立って調べてみたら。唖然。半端じゃないほど成長していた。壮大なアレンジ、大人びた表情、絶望の渦に一滴の希望を落としたような歌詞、そして変わらないハルカトミユキ節。

 

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俺も五年の歳月を経て多少は成長したと思っていたけれど、まさかハルカトミユキがこんなにも成熟していたとは。こんな有り余るほどのパワーを未だに湛えていたとは。と、また一気に彼女らの世界に惹き込まれてしまった。

 

そして、丁度今『色づく世界の明日から』のオープニングを担当していると聞いて、話は最初に戻るわけ。タイアップなだけあって耳に馴染みやすく、歌詞の毒っ気も比較的薄め。俺は勿論ハルカトミユキの楽曲が大衆ウケするなんて微塵も思っていない(音楽に暗さや現実感を求める者はライト層にはいない)けれど、これなら初聴の一曲にもってこいだと思うので、ここまで読んで興味を持っていただけたら是非。

 

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とても爽やかで良い感じ。ハルカとミユキの17才はもっと鬱屈としていたんじゃないのって気もするけどね。この二人、暗過ぎるもの。インタビューとか見ていると。笑

 

さて、超絶久々のブログを書くのに疲れてきたのでこの辺で。この前の父親の不倫に関する臨時ブログの後に、一体何を書けば良いんだと思い悩んで更新出来なかったけれど、これでまた自由に書けるようになればなあと。

 

最後にライブの告知を。何様だよって感じだけど。東京は何処もキャパが小さいので即完必至。行ってみようかなという人はお早めに。俺は立て続けのライブ三昧がこれから待っているので…銀行口座に金が余っていたら行こうと思います(フラグ)。

 

チケットぴあ→https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1849192&rlsCd=001

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